【餓鬼レンジャーを木村昴が語る】「敬愛してやまない餓鬼レンジャー後編。共演エピソードと楽曲について語る!」【HIPHOP HOORAY VOL.19 ヤングジャンプ公式】
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【餓鬼レンジャーを木村昴が語る】「敬愛してやまない餓鬼レンジャー後編。共演エピソードと楽曲について語る!」【HIPHOP HOORAY VOL.19 ヤングジャンプ公式】

『ヒプノシスマイク』で山田一郎役も務める声優界一の“ガチなヘッズ”な木村昴の日本語RAP連載!

木村さんが最も影響を受けたという餓鬼レンジャー。前回は出会いとアーティストとしての魅力についてでしたが、今回は直接関わったエピソードとオススメ楽曲について。そしてやっぱ韻は凄い!

木村 昴 きむら すばる:1990年6月29日生まれ。ドイツ出身。『ドラえもん』ジャイアン/剛田武役、『輪るピングドラム』高倉冠葉役等を担当。『ヒプノシスマイク』ではイケブクロ・ ディビジョン代表Buster Bros!!!を率いる山田一郎役。天才劇団バカバッカを主宰。ラッパーとしても『フリースタイルダンジョン』にも出演していたラッパー・掌幻と“掌幻と昴”として活動中。

※本記事は週刊ヤングジャンプ2021年1号に掲載された内容をnote用に一部改変して収録しました。

敬愛してやまない餓鬼レンジャー後編。共演エピソードと楽曲について語る!

——餓鬼レンジャーのポチョムキンさんは、『ヒプノシスマイク』で昴くんの演じる山田一郎が所属するイケブクロ・ディビジョン : Buster Bros!!!に『おはようイケブクロ』を提供されましたね。

ヒプノシスマイクで会う以前に実はポチョムキンさんとお会いしたことがあって、その時にいかに自分が餓鬼レンジャーのファンかを熱弁したら、それが『おはようイケブクロ』につながったんですよね。

しかも、ひょんなことでポチョさんと作曲の三浦康嗣さんと一緒にスタジオに入った時に、ポチョさんが“サビの部分は昴君も一緒に書こうよ”って言ってくれて。もう“え! 俺もやっていいんですか!?”って大興奮しながら、三浦さんの流すトラックに合わせて、3人でサビを考えるっていうめちゃくちゃ光栄な時間を過ごさせてもらって。あの曲がすごいのは、歌詞の変化に対する自由度が高く設計されてるところなんです。なのでヒプマイの大阪城ホールライヴのときは関西弁にしたり、その時の流行のワードを入れられるようになってるんですよ

——その大阪ライヴには餓鬼レンジャーがゲストで登場しました。

一緒のステージに立てたのはすごく嬉しかったですね。僕はずっと餓鬼レンジャーさんの楽屋にいました。“なにか吸収したい!”って思って(笑)

——好きすぎますね(笑)。では餓鬼レンジャーで昴くんがオススメする曲は?

『MONKEY 4』『JET55〜Eagle,Shark,Panther〜』『GO 4 BROKE feat.NG HEAD』『仏恥義理』『ちょっとだけバカ feat Creepy Nuts』……ホントに名曲揃いなんですけど『まずは空手チョップ』!“まずは”というぐらいなんで(笑)。

社会とか上司に対する不満とかを歌う内容で、妄想の中で憎い奴をボコボコにしてるんだけど、現実ではそうもいかないよな……っていう人間の性とか業も感じる曲ですね。“テイ! テイ! テテイ!”っていうフックもすごくキャッチーで、口に出したくなるラップですね。GPさんのトラックも最高だし、ポチョさんの

“眼鏡ごとぱり〜ん 神の名のもとにあたれ罰”

っていう言い回しは天才的。“ぱり〜ん”と“罰”で踏むっていうのは発明だと思うし、ポチョさんの言い方も独特でホントに聴いて欲しい。MVでも、スイカを空手チョップで叩くんだけど割れなくて、結局トマトを割るっていう

——ハードル下げすぎですね(笑)。

瓦じゃないんかい! っていう(笑)。そのチョケ方も含めて“餓鬼レンジャーってこんなグループ”っていうエッセンスが一発で伝わる曲だと思いますね。別角度で薦めるなら『Raindrops〜雨男の慕情〜』

——エロやバカな曲も多い中、ずっと格好いい曲ですね。

アルバム1枚につき1曲ぐらいありますよね(笑)。でもそれが心憎いし、沁みるんですよ。この曲でYOSHIさんは

“雨上がりの昼下り/普段よりもずっと静かな日/街並みを映しだす水溜まり”

ってところから“I.U.A.A.I”と“A.A.I”の母音で13回連続で踏みまくって……もう韻の取り立て屋が来ますよ! 踏み倒し過ぎで(笑)。

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しかも情景描写から自分の内面に話が移る展開への切り替えが巧みだし、映画になるんじゃない?ってぐらいのドラマがしっかりライミングの上で組み立てられてて。客演で参加してるLIBROさんのサビのメッセージも含めて、決心がつかないまま、一歩が踏み出せずにいる人たちに、“結局もう答えは出てんだろ?”って背中を押す素敵な曲ですね。

こういう格好いい曲でも、エロい曲でも(笑)、どんな形でもいいのでいつか必ず一緒にラップさせて頂きたい、心から大好きな人生の先輩たちですね!

最後までお読みいただきありがとうございました!次回もお楽しみに!

撮影◎門嶋淳矢
取材・文◎高木“JET”晋一郎

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